あすなろにしか出来ない治療 ~第三弾~

朝晩、冷え込んできましたが、皆さん体調はいかがですか?

私の周りには風邪ひきさんが、チラホラいらっしゃいます。

私は何年も風邪とは無縁なのですがなぜでしょう?(笑)

 

本日のテーマは手の指の疾患、腱鞘炎、ばね指についてお伝えしたいと思います。

指に関しては女性では仕事、小さなお子さんを抱える、趣味などで酷使して症状を

訴える事が圧倒的に多く、男性ではスポーツ、仕事での外傷が多いように思います。

 

外傷であれば、これまた今までお話させて頂いたように炎症を止め、構造を治せば

数回の治療で完治までもっていく事が可能なのですが、腱鞘炎、ばね指は…

と言いたいところですが当院ではかなりの重症でない限り数回から複数回で

完治させることが可能です。

重症化しても確実に改善させる手立てがありますので、ご安心ください。

 

まず腱鞘炎ですが、手首を中心に親指側に痛みを発症することが多く

重度な場合は腕の方まで痛みが及ぶ場合があります。

原因としては繰り返し酷使することでダメージを受け、構造的には腱鞘という

鞘(さや)トンネル状のもの中に腱が収まって可動しており、摩擦により

炎症が起きる。

また、どうしても手はよく使うため炎症が収まりきらないまま更に悪化するケースが

起こるうるということになります。

 

そして、その状態が酷くなったものが、ばね指と理解していただけたら分かりやすいと

思います。

ばね指は構造的には、先程ご説明した腱鞘炎の構造で腱鞘に収まっている腱が摩擦や

炎症によって肥厚(腫れあがった状態)し上手くスライド出来ず引っかかり

指の曲げ伸ばしが困難な状態をいいます。

 

では、どのように治療を施すかですが腱鞘炎からご説明致します。

どうしても目が向けられるのが、痛みを出している患部に対してアプローチ

をすることに必死になりがちなのですが、私の考えは指を動かす筋肉、腱は

肘から付着して手まで至っているということに着目します。

ですから肘を構成する関節を調整、手まで至る筋肉、腱、膜の捻じれや緊張を

取り除き、更に手首には筋腱を浮かさないように固定するために屈筋支帯

というバンドのようなものが存在するのですが、その癒着を改善し最後に

腕と手首を連結させている最も大事な舟状骨という骨を操作することで

一回から数回で改善させることが可能となります。

 

ばね指は酷くなると手術を勧められる事が多々ありますが、殆どの場合

手術しなくても改善させることができます。

まず腱鞘炎の治療法に基づいて、ある程度診ていくのですが

更に深く痛めている指の腱鞘を意識して腱との兼ね合い

そして、手首の根元に8つのサイコロ状の骨があるのですが

そこをバランス良く操作し最後に指の血流を促せば

多少、回数はかかるかと思われますが、確実に改善は期待できるかと思います。

 

以上の事から、炎症や不具合の原因を突き止め正確な治療を施せば、サポーター

やテーピングをしなくても、きちんと治すことが出来るのです。

 

他にも、手根管症候群、突き指、ホルモンバランスやリュウマチによる変形が原因の痛み等

手の痛みで悩んでいらっしゃる方は沢山おられます。

ご本人様や、お知り合いで辛い思いをされてらっしゃる方がおられましたら

是非、ご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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